イメージで覚える前置詞 At

英単語の使い分け方

On, At, Onなどの前置詞は細かな和訳を一つ一つ覚えるのではなく、コアとなるイメージを覚える事で、使いこなせるようになるという話を下記の記事で述べました。

イメージで覚える前置詞 In
At, On. Inなどの前置詞は数も多く、一つ一つの単語の持つ意味も非常に多岐に渡ります。例えばOnを日本の英文法の教科書で調べると「〜の上に」「〜の途中」「(日付/曜日)〜に」など、多くの和訳が掲載されており、これらを全て覚えるのは無...

前回に引き続き、今回は前置詞Atについて書いていきたいと思います。

At (ピンポイントの点のイメージ)

Atのコアとなるイメージは、この地図上や時間上のピンポイントの点です、
inが空間に包まれている感じを表すのに対し、atはピンポイントの点を指します。

I’m at Kyoyo station
(京都駅にいます)

I’m in Kyoyo station
(京都駅にいます)

その為、上記の例文は2つとも間違いではありませんが、in the stationという場合は、駅という空間の中(=駅構内)にいるイメージなのに対し
at the stationの場合は、駅のどこかの一点にいるイメージですので、駅を出たところにいるかもしれないという違いがあります。

同様に何かを見る、と言いたいときも、その視線の先を「線」や「空間」ではなく、「一つの点」として捉えているような場合には

Look at me
(私を見て)

などのようにatを用います。

これは時間の話になった時にも同様のイメージです。

We’ll be landing at JFK airport at 2pm
(当便はJFK空港に午後2時に到着予定です

これは先ほどのin the morning (午前中)のように一定の広がりがある時間帯ではなく、at 2pm (2時)のようなピンポイントの点で捉えることのできる時間を表しているためです。

最後に

Atというと、「〜に」「〜で」「〜に向かって」など様々な和訳が出てくると思いますが、このようにピンポイントの点というコアイメージさえ、しっかり持っていれば、多くの用法が頭に入りやすくなると思います。

このコアイメージを忘れずに、ぜひAtという前置詞を使いこなしてください!

コメント

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